ロッテで13日に一番多く送球練習を行った捕手は、江村直也捕手(24)だ。

 全体練習終了後、室内練習場にこもった。英二投手コーチがマウンド前から投げる球を捕球し、二塁への送球を繰り返した。延々と約100球を数えた。

 自主的に行った。「自分が投げる球に納得いってないので。(送球の際に)頭が動いたり、タイミングが合わなかったり、左手の使い方も良くない。技術がないので練習するしかないんです」と意図を明かした。

 ドラフト7位の宗接唯人捕手(22=亜大)が加わり、若手捕手の争いは激しさを増している。「負けられませんよ」と力強く話した。【ロッテ担当 古川真弥】