「茨城の中田翔」こと、DeNAのドラフト5位細川成也外野手(18=明秀学園日立)が、初の対外試合の初打席で本塁打を放った。13日、沖縄・宜野座で阪神との練習試合で、6回の守備から出場すると、7回表に阪神島本の4球目を、バックスクリーン手前まで推定130メートル弾を運んだ。

 ◆高卒新人の本塁打 初の対外試合で1発は08年中田(日本ハム)が阪神との練習試合に6番DHで出場し、2打席目の5回に筒井から左翼場外へ130メートル弾を放って以来。開幕までに1本打つだけでも珍しく、80年以降のオープン戦での本塁打は、88年立浪(中日)89年谷繁(大洋)00年迎(オリックス)01年内川(横浜)06年炭谷(西武=2本)08年中田(日本ハム)13年大谷(日本ハム)の7人だけ。86年清原(西武)93年松井(巨人)はオープン戦終了まで1発がなかった。DeNA筒香は10年、初の対外試合となった日本ハムとの練習試合に4番で二塁打2本も、本塁打はなかった。