ラミちゃんの抜てき采配が止まらない! 

 DeNAアレックス・ラミレス監督(42)が、15日の韓国のハンファとの練習試合で育成ドラフト1位の笠井崇正投手(22=BCリーグ・信濃)を出場させることを明言した。沖縄・宜野湾キャンプを行う14日の練習後に明かしたもので、1イニングの登板予定。同監督はドラフト順位に関係なく、2軍で調整している選手を1軍で抜てきしている。

 象徴的なのが、ドラフト5位の細川成也(18=明秀学園日立)だ。2軍の嘉手納キャンプを視察した際に、パワーにほれ込み阪神との練習試合に起用。すると初打席で本塁打を放った。「ここまで結果を残すとは、想像を超える驚き」と話していたが、抜てきに応える選手の活躍にうれしい悲鳴。笠井は12日の紅白戦で2イニングを投げ、打者6人に対し3三振を奪っており、「平等にチャンスを与える」という同監督の考えのもと、アピールの舞台を与えられた。