ソフトバンクのドラフト1位・田中正義(22=創価大)が弱音を吐いた。

 17日、2日連続でブルペン入りし、53球を投げたが「投げれば投げるほど足りないものがようやく分かってきました」とポツリ。ブルペンでは打席に柳田が入ってからギアが上がったように見えたが「自分のことに集中した」と素っ気ない。14日のシート打撃登板では最速152キロを計測したものの、ボールがばらつき、納得の投球とはならなかった。加えて投内連係プレーの練習では送球、捕球など弱点も露呈。「現実は厳しい。想像よりも厳しいというのはかなり感じています。痛いところはないので、たくさん練習します」。明日19日には紅白戦に登板予定。自らの投球で不安を払拭(ふっしょく)するしかない。