トレードで日本ハムから加入した巨人吉川光夫投手(28)がWBC韓国代表との練習試合で3回1安打無失点と好投した。

 3イニング目となった5回は先頭の9番打者に二塁打を許したが「しっかりゴロを打たせられたから良かった」と、後続の3人を内野ゴロに仕留めてピンチを脱した。

 12日の紅白戦でも2回無失点と好調を続けているが「結果を残すことでしかアピールできない」と貪欲だ。

 直球で押す投球に手応えを感じる一方で「もっと長く持って、前で放せるようにしたい」とスライダーの精度を課題に挙げた。