阪神の新外国人エリック・キャンベル内野手(29=メッツ)が、今日25日から始まるオープン戦の敵地2連戦(日本ハム、中日)に志願出場する見通しだ。日本の野球に慣れるため、50打席を必要としている。

 首脳陣も本人の意向を受け入れる方針だ。金本監督は「本人が出たいというから、出してあげる。何年も日本でやっている選手ならまだしも、1年目だし。早く慣れたいというのもあると思う」と話した。主力はキャンプ地に残って、練習するケースが多いが、キャンベルは敵地での出場もいとわない。

 ◆阪神の外国人野手事情 阪神は3シーズン在籍し、14年に打点王にも輝いたゴメスの打撃が不安定として昨年11月に解雇。不振のヘイグとペレスも構想外とした。代わってメジャー7本塁打でアベレージ型のキャンベルを獲得。今後、もう1人取る可能性もある。