昨春のセンバツ優勝投手、東洋大・村上頌樹(1年=智弁学園)が大学デビュー戦で快投した。

 4ー0の9回に背番号16を付けて登板。最速143キロの直球と鋭い変化球で空振り三振、空振り三振、右邪飛と3者凡退に抑えた。視察したアストロズ大慈弥スカウトは「浮き上がってくるような球筋。武田久(日本ハム)のようなタイプ」と話した。

 また智弁学園の同僚で高校日本代表の主力としても活躍した納大地外野手(1年)は代打でデビュー。四球を選んだ。

 試合はともにドラフト候補に挙がる明大・斉藤大将(4年=桐蔭学園)と東洋大・飯田晴海(4年=常総学院)が先発。斉藤は1回に味方のミスから3失点も6回を2安打、自責0。飯田も6回を4安打無失点と好投した。