右足首痛で出遅れている日本ハム大谷が、シーズン序盤は打者に専念する可能性が高まった。野手としては今週末のイースタン教育リーグ(11日楽天戦、12日ロッテ戦、ともに鎌ケ谷)での復帰を目指しているが、投手は依然白紙の状態。栗山監督は6日、投手としての復帰プランについて「考えていない。バッターが出来上がってからのイメージ。同時にというのはダメだと思う」と説明した。

 今日7日から鎌ケ谷で調整し問題なければ、打者では14日からのオープン戦DeNA戦(札幌ドーム)で1軍出場する。31日の開幕戦(対西武、札幌ドーム)へのメドも立ってきた。一方で、投手としてはブルペン投球も再開できず、登板予定も立っていない。同監督は「本人は投げたいだろうけど、大事に思っている」。長ければ2、3カ月は打者一本での出場が続くかもしれないが、期限を設けず構える。