楽天のドラフト1位藤平尚真投手(18=横浜)が先発した。

 対外試合は2試合目だが、NPB球団には初登板。2回を投げ、1安打1失点3奪三振だった。球数の予定数が50球だったため、投球が45球となった2回終了で降板。最速は146キロだった。相手先発は巨人杉内で「1軍で結果を残している方で目の当たりにして、堂々としたピッチングを見られてためになった部分があった」と投げ合いを喜んだ。

 藤平はこの日から、ワインドアップに変更。高校時代と違う迫力のある投げ方に「躍動感を求めた。振りかぶって、腕を振ると威圧感が違う。ストレートも体重移動で、奥でボールが押し込める」と力感が上がったと手応えを口にした。