ソフトバンクは17日、東京・汐留のソフトバンク本社で毎年恒例のグループ社員による激励会が行われた。

 工藤公康監督(53)をはじめ、達川ヘッドコーチ、選手らが壇上へ上がった。一緒に登場した孫正義オーナー(59)が約600人の社員の前で2年ぶりの日本一奪回を厳命した。「やるからには勝たなければいけない。我々、ソフトバンクホークスの宿命であると思っております。あの美酒を味わいたい。とにかく勝ちましょう」。

 工藤監督も「孫オーナーの思いは心に突き刺さるくらい感じています」と熱い思いを感じた。最後は長谷川勇也選手会長(32)が「ワンダホー!のスローガンのもとチームの気持ち、心をひとつに。チームにはグループ社員のみなさんも含まれています。昨年の悔しさを晴らしましょう」とあいさつ。全員で「ワンダホー!」と大合唱した。