オリックスに偉人たちの激アツメッセージが届けられた。全体練習を行った28日、本拠地にする京セラドーム大阪のベンチ裏の景色が大きく様変わり。著名人の格言が両サイドの壁に貼り付けられていた。
スポーツ界、政界など14人の名言。例えば「人生で達成感を得たければ、リスクを取る勇気が必要だ(ムハマド・アリ)」や「何事も成功するまでは不可能に思えるものである(ネルソン・マンデラ)」など…。通路を通るたび、選手も自然と目に入る。
球団本部と事業本部の発案。約200の格言から、選手にも希望を聞いて厳選した。湊通夫事業本部長は「米国の施設にもメッセージを共有する意味でよく言葉が貼ってある。我々も思いを共有しようということ」と説明した。またロッカー室に続く通路には、球団の歴代監督や名選手の写真がびっしり並べられた。
福良監督は球場入りするなり「びっくりした。いいんじゃないか」。T-岡田選手会長はプラトンの「自分に打ち勝つことが、最も偉大な勝利である」を好きな格言に選んだ。「気持ちでプレーできることが多い。自分の気持ちを操れれば」と目前に迫った開幕戦へ意気込んだ。これも上位進出へのモチベーションになればいい。【大池和幸】
<オリックスを励ます14の言葉>
◆人生で達成感を得たければ、リスクを取る勇気が必要だ。(ムハマド・アリ)
◆何事も成功するまでは不可能に思えるものである。(ネルソン・マンデラ)
◆あきらめない奴には、誰も勝てないんだ。(ベーブ・ルース)
◆練習をしないで、勝つ資格はない。(アンドレ・アガシ)
◆ミスをしない人間は、何もしない人間だけだ。(セオドア・ルーズベルト)
◆誰もが才能を持っている。でも能力を得るには努力が必要だ。(マイケル・ジョーダン)
◆本気になれば、何事も成し遂げられる。(エメット・ブラウン博士=映画バック・トゥ・ザ・フューチャーより)
◆努力する人は希望を語り、そうでない人は不満を語る。(井上靖)
◆弱気は最大の敵。(津田恒実)
◆昨日から学び、今日のために生きて、明日に希望を持て。大切なのは、探求心を持ち続けることだ。(アルベルト・アインシュタイン)
◆意志あるところに道は開ける。(エーブラハム・リンカーン)
◆自分に打ち勝つことが、最も偉大な勝利である。(プラトン)
◆「不可能」の反対は「可能」ではない。「挑戦」だ。(ジャッキー・ロビンソン)
◆もっとやれば、もっとできる。(ウィリアム・ヘイズリット)