中日の新外国人アレックス・ゲレーロ内野手(30=ドジャース3A)が柵越え連発で初めての東京ドームの感触を確かめた。

 30日、開幕戦が行われる東京ドームに乗り込み、全体練習が行われた。フリー打撃で快音を響かせた。「他の球場より小さく感じる。魅力のある球場だけど、普通の球場と一緒のようにするだけ。ナゴヤドームでも東京ドームでも本塁打を打つ自信はある」と力を込めた。ナゴヤドームで大飛球もアウトになると、ナインから「東京ドームなら入るよ」と言われ、プレーを楽しみにしていた。

 ゲレーロとクリーンアップを組む4番ダヤン・ビシエド外野手(28)は昨年、開幕から3試合連続アーチを放った。さらに東京ドームでは1イニング2本塁打をマーク。「去年は去年のこと。本塁打が全てではない。でもいい経験にはなったよ。体調はいい。ワクワクして明日が待ち切れないよ」と白い歯をこぼした。