日本ハム中田翔内野手(27)が、チームの6連敗に悔しさと覚悟をにじませた。8日のオリックス戦で右内転筋を負傷。9日の同戦で途中交代し、10日に1度(軽度)の筋挫傷と診断され、この日は欠場した。練習には参加せず、患部の電気治療やアイシング、マッサージなどを施して過ごした。「しょうもないケガでテレビ越しに見ていて、試合にも勝ててないし、非常に悔しかった」と唇をかんだ。

 検査結果について「1度で良かった。2度、3度だったら野球から離れなければならない。ドキドキしながら結果を聞いた」と話す。福島チーフトレーナーは「今日、明日は休ませる」と治療に専念させる方針だが、「自分は多少の痛みがある中でも試合に出るつもり。明日、出るつもりで準備して札幌ドームに来る」と、主砲としての覚悟を見せていた。