広島が引き分けを挟んで9連勝。貯金を8とし、開幕から4カード連続の勝ち越しを決めた。先発のドラフト3位床田寛樹投手(22=中部学院大)が7回5失点でプロ初勝利をマークした。試合後の広島緒方孝市監督(48)の談話は以下の通り

 -床田が好投

 緒方監督 今日は床田でしょう。前回もしっかりゲームをつくってくれたけど。今日も初回に打たれた後、しっかり粘ってくれた。

 -先制された後の投球

 緒方監督 本塁打を打たれた後も、変わらずに投げきれたよね。緩急を使えた。両コーナーを使えて、あの子の投球には幅がある。3ランも打たれたけど、その後もしっかり投げられた。そういう姿をこっちとしては見ていきたいよね。

 -6回以降も続投させた

 緒方監督 5回で5失点だから、勝ちに行く身としては継投も考えるところ。でも四球を出すわけでもないから。球数も少ないし、7回で97球だからね。あの3点がなかったら完投ペース。こっちとしては引っ張って、見てみたかった。その先の投球をね。彼はそこで崩れることなく見事に投げきった。そこが先発投手として、彼のまた新しい評価につながるよね。

 -攻撃陣も圧巻

 緒方監督 カントリー(エルドレッド)と新井サンが目の覚めるような本塁打を打ってくれて、お見事。びっくりしたよ。