熊本地震から1年が経過した14日、ヤフオクドームで試合前に募金活動が行われた。ソフトバンクからは工藤監督、長谷川、サファテ、東浜、千賀、オリックスからは福良監督、西村ヘッドコーチ、小田の計8人が参加。453人のファンが賛同し、21万3724円が集まった。

 冒頭で壇上からファンに募金を呼びかけた工藤監督は「1年が経過したが風化させてはいけない。九州の人間としてしっかり常に心に持って、1日でも早く復興を願う気持ちを多くの人に伝えるのも大事だと思う。まだ復興できていないところもたくさんある。僕らの思いが少しでも熊本の方に伝わるようにと思っている」と話した。

 選手会長の長谷川も「まだ復興には時間がかかると思うので、1年経った今、もう1度手助けが必要なんだという気持ちを再認識する日にしたい」と話し「熊本の皆さんに力になるような試合を絶対にしたいと思う」と、全力プレーを誓った。