ロッテは連敗が今季最多の5となった。

 2回にダフィーの左前打と田村の犠飛で、26イニングぶりの得点となる2点を先制。

 だが、先発涌井がリードを守れない。4回に同点を許した。4回裏にすぐ、田村の犠飛で再び1点リードをもらったが、6回にT-岡田に同点ソロを許した。さらに、7回にも1点を失い、降板。そのまま、逃げ切られた。

 逆転負けだったが、前カードのような一方的な負けではなかった。伊東勤監督(54)は「半歩ぐらい、前進。もう少しだった。良い形で先制できたけど、(失点が)2死からもったいなかった。ずっと勝てないと、どうしてもこうなってしまう。不安の中でやっているので、流れが悪い。ただ、久しぶりに外国人(ダフィー)も打って、少しは明るい光が見えたと思う。勝てはしなかったが、内容は今までにないものがあった。我慢してやるしかない」と話した。