日本ハム中島卓也内野手(26)が6日、出場選手登録を抹消された。

 前日5日オリックス戦(京セラドーム大阪)で「9番遊撃」で先発し9回に遊ゴロを放ち一塁ベースを踏む際に左足かかとを負傷。裏の守備で交代した。試合後、左足を痛そうに引きずりながら球場を後にしていた。この日午前、球場入り後に大阪市内の病院に向かい検査を受けた結果「踵骨下の滑液包炎」と診断された。試合復帰まで2~3週間を要する見込み。

 受診前に囲み取材に応じていた栗山英樹監督(56)は「基本的には(試合出場は)難しいと思う。診断が出てみないとわからないけど、昨日の感じだと難しい」と厳しい表情を浮かべていた。急きょ渡辺諒内野手(22)が合流した。中島は15、16年の2シーズンで全試合先発を果たしてきた。

 近藤健介捕手(23)も同試合の5回に右膝に死球を受け、この日同じく病院で検査を受けた。骨折はなく、打撲と診断された。今後は患部の状態を見ながら試合出場する見込み。