中日大野雄大投手(28)が中継ぎに回って初めての登板で、1イニングを無失点に抑えた。

 9回に4番手でマウンドに向かった。2死から梶谷に四球を与えたが、3番ロペスを直球で左飛に仕留め得点を許さなかった。「1発目だったので力むかなと思ったら、力み倒した。最初はしょうがない。明日以降も(中継ぎでの登板が)あると思うので、冷静にいきたい」と反省した。

 今季は先発6試合で未勝利。志願し、7日からリリーフ待機している。

 大野の救援登板は15年10月7日広島戦以来。しかし、これは山本昌の「引退試合」だったので、2人目の打者から実質の先発として登板し、6回までを投げた。それ以外では、12年10月3日阪神戦で7回からの2イニングを投げたのが唯一の登板だった。