ヤクルトのウラディミール・バレンティン外野手(32)が看板越えの本塁打を放った。

 7回1死走者なしから巨人菅野の148キロの直球を完璧にとらえた。高い放物線を描いた打球はグンと伸びて、左翼にあるJR東日本の看板の上に着弾した。

 広告に起用される女優・吉永小百合の頭上を行くソロ本塁打に球場が大きくざわついた。

 推定155メートルの一発に「打ったのは真ん中ストレート。失投をしっかりと打ち損じせずに自分のスイングができました」とコメントした。