ロッテの自力優勝の可能性が、早くも今季37試合目で消滅した。

 先発チェンが5回1死走者なしから4連打に味方の失策が絡み、3点を先制された。打線は1点ずつ返したが、あと1歩、及ばなかった。連敗は今季最多の6に伸び、勝ち星は2ケタに届かない9のまま。借金は17となった。

 伊東勤監督(54)は「だいぶ、もうちょっとのところまでは行くようになったが、それ以上はいかない」と、惜敗を嘆いた。

 自力優勝消滅について、林球団本部長は「1つの区切りにはなるのでしょうけど、今は足元を見て、まずは目の前の試合に全力でいくこと」と話した。伊東監督への信頼については「全く変わりありません。伊東さん中心につくって来たチーム。伊東さん中心に、本来の力を発揮してやってもらいたい」と話した。