広島が延長の末に勝利。10回に代打西川が決勝の適時二塁打を放った。5回で降板した先発中村祐の後を受けた中継ぎ陣もゼロでつないだ。5連勝で貯金を10とし、交流戦に入る。緒方孝市監督(48)の試合後の談話は以下の通り

 -中継ぎ陣が踏ん張った

 緒方監督 簡単に先頭に四球を出す場面もあったけどね。経験のある投手だから、しのいでくれた。そこは勝ったなかでの反省かな。いい意味での反省。

 -諦めない

 緒方監督 やっぱり交流戦前最後のゲームでもチーム一丸となって、全員で勝利をもぎとった。そのなかには中継ぎ陣も踏ん張りもあるし、最後もしびれる場面(延長10回無死一塁で)でベテランの石原がしっかり送ってくれてチャンスメークをしてくれた。もちろん西川もよく打ってくれたね。いっちー(一岡)も最後の(10回の)場面、簡単な場面じゃないけど、しっかり勇気を振り絞って投げてくれた。締めてくれたから。今日の勝ちはチーム全員でとったね。頼もしい姿をみせてくれた。

 -10回は代走、代打とたたみ掛けた

 緒方監督 常にその姿勢は変わらないよ。7回以降というのは相手の一番強い投手がどんどん出てくるわけだから。チャンスがあればどんどん仕掛けていかないと。仕掛けないと突破口にすらならないしね。

 -菊池の交代はコンディションか

 緒方監督 そこらへんはシーズンも長いし、外れてもらったら困る選手だから。いろいろコンディションとかも考えながら。それは菊池だけに限らずだけど。

 -いい形で交流戦に入る

 緒方監督 これからも1戦1戦変わらず、戦っていきます。