ロッテ井口資仁内野手(42)が同点の2号2ランを放った。

 1-3の9回無死一塁で第4打席が回ってきた。引退試合の最終回。そのまま負ければ、現役最終打席となるところ。カウント2-1で、増井の149キロをバックスクリーン右横に放り込んだ。地鳴りのような歓声の中、ダイヤモンドを1周。「今年は、まだ右方向に良い当たりが出ていない。1本、打てれば」と話していたが、土壇場でセンターから逆方向へ、これ以上ない1発をかました。