日本ハムにドラフト7位で入団する東大・宮台康平投手(22)が16日、東京・文京区の野球殿堂博物館で開催された野球報道写真展のオープニング見学会に参加した。

 今年撮影された74点の写真を見ると「次はプロ野球選手としてここに写真を飾ってもらえるようにしたい。1軍でマウンドに上がっている写真を撮ってもらえるように」とプロ入りへの意気込みを語った。

 宮台自身が被写体となった、東大が10月8日法大戦で15年ぶりに勝ち点を奪った写真と、ドラフト指名されて東大の安田講堂前で胴上げされた写真には、サインを入れた。学生らしい楷書のサインには「読める方がいいかなと。だんだん崩れてくると思う。書きやすいのがいい」と初々しかった。

 「すごいですね」と足を止めた写真の中には、8月27日の楽天戦でアマダーの飛球をフェンス際で好捕した日本ハム大田泰示外野手のプレーもあった。来年からバックを守ってもらえるが「まだ実感がない」と話した。