阪神金本知憲監督(49)が1日、沖縄・宜野座キャンプ初日に「及第点」をつけた。ブルペンで藤浪や小野、秋山らの投球を精力的にチェックした後は打撃練習を見守った。

 「時代の違いといいますか、キャンプ初日からみんな、しっかり動けていて、100%ではないと思うんですけど、本当によく、このシーズンオフに、しっかり体を動かしていた印象です」。

 新外国人ロサリオも、58スイングで14本の柵越えと自慢のパワーを披露。現役時代に通算476本塁打の指揮官も「パンチもありますし、右の方にうまくミートする力もありますし、ボールにアジャストしていく能力といいますか、多少、追い込まれてでも、どんな球でも、バットに当てることができそうな感じがします」と高く評価。「スイングの速さがある。慣れてきたら打つだろうと感じられる」と30本塁打の活躍を願った。