阪神の“1日2勝”はならなかった。敵地での広島戦は2日続けての雨中戦となり、前夜は午前0時3分に勝利の瞬間を迎えたが、この日は痛恨の逆転負け。最下位脱出とはいかず、3位巨人とも1・5ゲーム差に後退した。

今季広島戦のカード負け越しも決まった。代打の切り札、原口も戦線離脱し、過密日程の虎が、ますます窮地に立たされた。

原口が左手小指の骨折のため出場選手登録を抹消。

「(患部の)固定に2週間、リハビリに2週間だからな…。どうだろうな…」。

金本知憲監督の一問一答は以下の通り。

-7回は2死から2失点

まあ、四球2つのエラーだからね。まあ1点差にしてはね、ちょっとしんどかったかなと思いますね。

-適時失策となった植田への打球は難しかったが

同じエラーでも、後ろにそらしてはいけないね。

-小野は足に打球を受けた影響もあったが、四球が痛かった

今日は結果的に見れば、得点が入ったのは四球か。3点か。う~ん…。投手も出そうとして出しているわけでもないし、ただもったいないところもあるね。

-降雨で投手には厳しい条件だった

それはオレには分からん。マウンドに立ったわけではないから。

-9回、糸井への代打は

ちょっと足がね。もともと今日はあまり良くなかったんだけどね。最後はちょっと怖さが出たみたい。

-故障者が増えている

みんなでカバーしていくしかないんでね。また明日、一丸になって勝ちにいかないと。

-攻撃は8回にフランスアを追い詰めたが

まあ、あと1本というところですね。大山もいつも言っているけど、そういう場面で打てる選手になってほしいしね。

-中断があって集中しづらいゲームだった

それは条件は一緒だから。