阪神が21日、広島市内のホテルで拡大編成会議を行った。球団首脳や編成担当者のほか、金本知憲監督(50)も出席した。今季を検証し、来年の補強戦略を定めていくもの。谷本球団副社長兼球団本部長は「この前の外国視察の報告を受けていただけです」と説明した。

8月に嶌村球団副本部長らが渡米して助っ人候補を精査。今季、メッセンジャーが国内FA権を取得し、来年は日本人扱いになる。新たな外国人先発は補強ポイントの1つ。また、主砲と見込んだロサリオが不振で厳しい立場に立たされ、長距離砲の獲得も検討する。韓国や台湾にも派遣しており、幅広くチェックを重ねる。10月のドラフト会議に向けた準備も進めていく。