阪神は11月30日、ジェリー・サンズ外野手(34)とジョン・エドワーズ投手(33)が今季限りで退団すると正式に発表した。嶌村聡球団本部長(54)が、同日が提出期限だった保留者名簿から外したことを明かし「外れたということで、(契約延長に)積極性を持っていない」と説明した。

サンズは来日2年目の今季、120試合に出場し、打率2割4分8厘、20本塁打、65打点で、前半快進撃の立役者になった。本塁打後の「ハッピーハンズ」パフォーマンスでファンの人気も高かった。だが、後半戦で極度の不振に陥り、10月2日に2軍に降格。大事な優勝争い終盤やポストシーズンで出番がなかった。

同じく来日2年目の中継ぎ右腕エドワーズは、激しい外国人争いの中から押し出される形が多く、3度1軍登録されて7試合に登板。防御率2・57も走者を背負う不安定な投球が多かった。10月22日に、家庭の事情で米国に帰国していた。