ロッテは7日、沖縄県名護市内のホテルで米大リーグ、フィリーズを自由契約になった井口資仁内野手と入団交渉を行い、最長で3年契約、総額6億円程度の条件を提示した。

 井口は獲得を打診されている日米複数の球団からの条件が出そろっていないため態度は保留した。それでも、将来の監督候補であることも伝えられ「期待されているなと感じた。昨年(右肩を)けがしているのにそういうオファーをもらえるのはありがたかったし、誠意を感じた」と話した。

 井口の自主トレーニング先にまで駆けつけて交渉したロッテの瀬戸山隆三球団社長は「前向きに好意的に話を聞いてくれた。(結論まで)そんなに時間はかからない気がする」と好感触を強調。井口は「必要としてくれる球団に行きたい。いつとは決めていないが、なるべく早く決めたい」と述べた。(金額は推定)

 [2009年1月7日20時35分]ソーシャルブックマーク