西武山岸穣投手(27)とヤクルト米野智人捕手(28)との交換トレードが成立し、18日、両球団から発表された。レギュラークラスの銀仁朗が左ひざを手術して離脱中で捕手を補強したい西武と、投手力を強化したいヤクルトの思惑が一致した。

 山岸は福井商から青学大を経て、05年にドラフト4巡目で西武入り。通算成績は71試合で6勝4敗1セーブ、防御率3・42。今季の1軍出場はない。

 米野は2000年に北照からドラフト3位でヤクルトに入団。06年には自己最多の116試合に出場するなど、通算247試合で打率2割8厘。今季の1軍出場はない。西武の前田球団本部長は「米野選手には(現在正捕手の細川と)競争して、レギュラーを勝ち取るくらいのつもりでやってほしいという気持ちです」と話した。

 [2010年6月18日13時46分]ソーシャルブックマーク