<オリックス0-4日本ハム>◇28日◇京セラドーム大阪

 日本ハムの左腕エース武田勝投手(31)が6回0/3を無失点の好投で、自身最多の14勝目を挙げた。初回に左すねに打球を受けるアクシデントもあったが、持ち味の巧妙な投球術で、オリックス打線を手玉にとった。「ボールが当たってからもう1回、気持ちを入れ直すことができた」と会心の内容。今季を連勝締めで、単独3位死守の原動力になった。中継ぎでダルビッシュを起用し、左右の両輪の競演で快勝した梨田昌孝監督(57)は「チームのために戦ってくれた」と2人をたたえていた。

 [2010年9月28日22時25分]ソーシャルブックマーク