巨人原辰徳監督(52)が3日、新外国人ブライアン・バニスター投手(29)を打席でチェックした。ブルペン視察中、おもむろに「オーライ?」と打席に入っていいか尋ね、右打席に立った。「観察する狙い。自分で立つと、伝わり方がいい、いいものが伝わる。一体感にもなれる。コントロールが非常にいい。立つのに値する投球でした」と、制球のいい先発候補の仕上がりに満足そうだった。バニスターも「当てたくないと思って投げたんだ」と、指揮官の関心を誘う投球ができたことを喜んだ。

 [2011年2月3日18時47分]ソーシャルブックマーク