開幕投手が決定的な広島前田健太投手(22)はシーズンの「珍日程」に“困惑”した。現行の日程では4月12日の開幕阪神戦(甲子園)での先発が決定的だが、6人で先発ローテーションを組むチーム方針のため、6連戦の初戦に投げる流れになる。開幕1週間後の同19日は横浜相手に先発。その後は阪神、横浜、阪神との対戦を重ねる状況になる。交流戦までに2チームしか対戦しない可能性も浮上し「そんなの初めて知りました…」と苦笑いを浮かべた。もっとも、調整は順調だ。この日はマツダスタジアムのブルペンに入って投球練習を実施。3月29日の巨人との実戦形式の合同練習での先発に備えた。「ちょっと(開幕まで)間が延びたので、次の登板は結果よりも感覚的なものを大事にしたい。結果を求めて、無理に硬くならなくていい」と話した。