<阪神10-0横浜>◇3日◇甲子園

 ブラゼルが怒った。阪神が6点リードで迎えた6回裏、先頭ブラゼルの打席。この回からマウンドに上がった横浜真田の3球目が右肘を直撃した。真っ赤な顔で怒鳴りながらマウンドへ向かう。捕手武山が、次打者関本が慌てて止めるが怒りは収まらず、両軍ベンチから選手が入り乱れ、騒然となった。一塁ベースでまだ怒鳴り続けるブラゼル。その場で代走が出され交代となったが、遺恨が残るかもしれない。