<西武7-4オリックス>◇9日◇西武ドーム

 オリックス岡田彰布監督(53)は敗戦にも怒将モードに入らなかった。2-2と同点に追いついた直後の5回、2死走者なしから近藤一樹投手(28)が四球、安打でホセ・フェルナンデス内野手(36)に勝ち越し3ラン。1点差の7回も2死走者なしから桑原謙太朗投手(25)が四球の後、中村剛也内野手(27)に2ラン。岡田監督は「四球からやんか。はっきりしてる、打たれてる原因。ストライク投げてソロならどうってことない」と淡々とした口調だった。最後には「1つくらい負けたってどうってことないよ」と余裕の笑みをみせていた。