<ヤクルト4-7広島>◇8日◇神宮

 広島が接戦を制した。同点の8回に松山が右翼へ3号2ランを放って勝ち越すと、1点差に迫られた9回に栗原、広瀬の連続タイムリーで突き放した。競り勝って、連敗も8で止めたが、クライマックスシリーズ(CS)進出の指標であるCSクリンチ対象の3位巨人が勝ったため、CS進出の可能性が完全消滅。14年連続Bクラスが確定した。それでも、野村謙二郎監督(45)は「最後まで今日のような試合を数多く、できるようにしたい。こういう試合を続けるようにしたい」と前を向いた。