ソフトバンクが8日午後、東京都内のホテルで西武からFA宣言した帆足和幸投手(32)と初交渉を行った。30分の交渉の中では、ソフトバンクからの条件提示のほかに、帆足の背番号についても話し合われたという。条件面は4年契約で、年俸の最大総額が10億円近くまで到達する成果報酬型の契約形態が提示された。

 帆足は「熱意、誠意を感じた。家族とも話し合い、最後は自分で決めたい」。交渉にあたったソフトバンクの小林至取締役(43)は「先発ローテの柱の1人として期待している。ぜひ来てもらいたい、という思いを伝えました」と話していた。