西武からトレード移籍したDeNAの後藤武敏内野手(31)が26日、初めて横須賀の2軍施設を訪れ、自主トレを行った。ランニングやマシン打撃などで約5時間。「パワーよりキレで勝負したい」と、体を徹底的に絞り込み、体重は昨季シーズン中から約9キロ落とした。

 横須賀入り前は、佐賀・武雄温泉で、中日和田一浩外野手(39)らとともに自主トレを行った。和田からは「キャンプで仕上げるんじゃなく、(キャンプ)初日から試合に出れるように仕上げていけ」とアドバイスを受け、調整は順調に進んでいる。新天地で迎える10年目の節目のシーズン。西武時代は一塁、三塁、外野とポジションをこなしてきたが、「やれと言われたところでやります」と、気合十分だった。