広島松山竜平外野手(26)が持ち味のパワーを見せつけた。沖縄1軍キャンプ第1クール最終日の5日、フリー打撃で存在感を発揮。首脳陣の視線を背に、中田廉投手(21)から17スイングで安打性の打球は6。柵越えこそなかったが、右翼線、左翼線を深々と襲う打球が目立った。アンパンマンの愛称が定着した5年目の松山は「本塁打はなかったが、初めてにしては良い方ですね。やっぱり長打をアピールしたい」と笑顔だった。