ロッテのドラフト1位、藤岡貴裕投手(22=東洋大)が28日、高知での練習試合西武戦で4回4安打5奪三振1失点と上々の対外試合デビューを果たした。最速145キロをマークし、内角へキレのあるボールを投げ込んだ。3回までは無失点。4回に先頭打者の4番中村に対して四球を与え、続く5番栗山の投ゴロを取り損ねて、さらに一塁へ悪送球して1失点した。だが、その後は立ち直り、最後は連続空振り三振で後続を打ち取った。「楽しみながら試合ができた。スピードは数字は出ていないけど、自分の感じとしてはよかった」と収穫を挙げていた。