<巨人3-6ヤクルト>◇31日◇東京ドーム

 昨季セ・リーグ新人王に輝いた巨人沢村拓一投手(23)が今季初登板。3回まで無安打と好調な立ち上がりを見せたが、田中浩に2ランを浴びるなど7回途中3安打4失点で降板。敗戦投手となった。ヤク000002310=6巨人003000000=3<1回>1番田中浩に対し初球はスライダーが決まり1ストライク。2球目は149キロ直球が外れ1-1。3球目スライダー空振りで1-2。4球目140キロフォークで遊ゴロ。2番上田は直球系で追い込み135キロのフォークで空振り三振。3番ミレッジへの初球は150キロマーク(ストライク)。3-2からスライダーがわずかに外れ四球。4番畠山は2-2から内角高めに148キロの速球が決まり見逃し三振。<2回>5番川端は0-2から149キロ高め直球で空振り三振(ハーフスイング)。6番宮本は1-2から145キロ直球で一ゴロ。7番バレンティンは2-2から142キロ直球を外角低めに決め見逃し三振。<3回>8番相川は直球で投ゴロ。9番村中は直球で3球三振。1番田中浩は遊ゴロで3者凡退。<4回>2番上田は遊飛。3番ミレッジに左前安打。これが初安打。4番畠山には甘く入った直球を左へ。長打かと思われたがボウカーが背走して好捕。5番川端は中飛で得点許さず。<5回>6番宮本は2-2から143キロフォークで空振り三振。7番バレンティンは3-1から146キロ直球で平凡な中飛。8番相川は3-2からスライダーで二ゴロ。5回を投げきり勝利投手の権利をゲット。<6回>9番代打雄平は2-1と追い込んだが勝負球が真ん中に入り中前安打。1番田中浩は1-1から真ん中高めの直球を左翼席へ2ラン。1点差に迫られる。2番上田は遊ゴロ。3番ミレッジは3-2からスライダーで空振り三振。4番畠山は0-2から直球で見逃し三振。<7回>5番川端を0-2と追い込みながら4球続けて直球が外れ四球。6番宮本は送りバントを決め1死二塁。ここで川口コーチがマウンドへ。7番バレンティンはストレートの四球。ここで原監督がベンチを出て沢村は降板。久保が登板した。8番相川はストレートの四球で1死満塁。9番雄平は3-2から空振り三振。1番田中浩は3-2から押し出し四球で3-3。これで沢村の勝利投手の権利は消滅。原監督が出て投手交代。3番手山口が登板。2番代打武内の代打飯原は左翼へ勝ち越しの2点適時二塁打。3-5と逆転されこのまま終われば沢村は敗戦投手となる。