<楽天1-2日本ハム>◇14日◇Kスタ宮城

 日本ハムは元気印の21歳のバットで、緊迫した投手戦を制した。

 4年目の杉谷拳士内野手が、スイッチヒッターの本領を発揮した。右打席に立った8回は2死二塁から同点の適時打を放ち、1-1で迎えた延長10回には、左打席で右中間を破る勝ち越しの二塁打。終わってみれば5打数3安打、自身初の猛打賞に「投手陣がいい投球をしていたので、何とか1点を欲しかった。3本打ったら、気持ちいいですね」と、大喜びだった。