西武菊池雄星投手(21)が29日、東日本大震災で被災した岩手・宮古市内のグリーンピア三陸みやこで自身初の講演会&トークショーを行った。

 「夢は叶う」と題して行われた講演会では、小学生の時は門限がなく、夜の9~10時まで練習を続けた話や高校時代には1日10杯のご飯を平らげた逸話を披露した。「僕はプロ野球選手になって、両親や家族に楽をさせたい。家を建ててあげたいと思った。みなさんも目標を持って、夢に向かって頑張ってほしいです」と熱く語った。集まった約400人の観衆からは、大きな拍手が送られた。