日本ハムの大学・社会人ルーキーの4選手が4日、沖縄・国頭村にある泡盛貯蔵庫「与那の蔵」を訪問した。

 春季キャンプ最初の休日に、泡盛の古酒(クース)作りを体験。同村の旧与那トンネルを利用した施設で、3年後に受け取る予定だ。

 かめにかける木札には、プロ3年目となる未来の自分へ目標やメッセージを書いた。ドラフト3位の鍵谷陽平投手(22=中大)は「チームの鍵になってるか?」。新人でただ1人、沖縄・名護での1軍キャンプに参加している同5位の新垣勇人投手(27=東芝)は「奥さんと一緒に飲めるといいね!」。地元の沖縄・うるま市出身の同6位、屋宜照悟投手(23=JX-ENEOS)は「超一流選手になってるか?」。ドラフト後に結婚した同7位の河野秀数投手(25=新日鉄住金広畑)は「何人家族?」。それぞれの思いが書き込まれ、河野は「4人で一緒に飲めるといいですね」と、そろって1軍で活躍することを誓っていた。