<中日2-4DeNA>◇30日◇ナゴヤドーム

 守道竜がまさかの連敗発進を喫した。先発大野が下位から始まる3回に連続四球から乱れて4失点。打線は谷繁の適時打などで2点をかえすのが精いっぱいだった。

 高木守道監督(71)は「2回まで完全に抑えていて…。先頭の7番を四球で出して、次もバントさせりゃいいのに四球でしょ?

 悪い方へ悪い方へで1点を惜しんで(1死二、三塁で荒木が本塁)野選。バックも点をやりたくないと思うからそうなる。あとどれだけ頑張っても、あれだけ取られたら」と渋い顔。攻撃陣についても「先制点を取りたいけどそうならん。大島もポツポツ打つけどその後が続かん。2番の荒木で切れるから3、4、5番に影響する。つながる形が出ると違った攻撃ができるんだけど」と2戦無安打の荒木の復活を待ちわびていた。