<ヤクルト2-0阪神>◇31日◇神宮

 阪神が2試合連続の完封負けを喫した。ヤクルトの左腕八木の前に、フライアウトを連発。和田豊監督(50)は「本人よりも周りが硬くなった。守る方も打つ方も」と、力みが目立った打撃を悔やんだ。

 援護なく負け投手となったルーキー藤浪は、6回2失点と上出来のデビューだった。指揮官は「あの(雄平の)1発が余計だったけど、よく投げた。4回から良くなった。3回まではランナーを背負って苦労しながら、最少失点で粘ったね」と合格点を与えていた。