オリックス森脇浩司監督(52)が親友の命日に、思いを新たにした。

 練習再開日となった20日は、広島時代の同僚で親友の故津田恒美氏(享年32歳)の命日だった。「ちょうど20年か…。心の中で常に存在している。年がたつにつれて、よく思い出すことがある。今、どうしているのかな、と。数字以上にファンの方の記憶に残っている。素晴らしい友達で、誇りに思う」。厳しい戦いが続く中で故人の存在は心の支えだ。チームは最下位に沈むが、逆襲を胸に再出発を切る。