オールスター第2戦でMVPを獲得した阪神新井貴浩内野手(36)に、選手会長の阪神関本賢太郎内野手(34)が、選手会で“ゴチになる”ことを催促した。

 この日、甲子園球場での練習後、MVPの賞金300万円をめぐるやりとりを明かした。関本が「選手会のために体を張って300万円をとっていただき、ありがとうございます」と祝福と「催促」のメールを送信すると、新井貴からは「わしゃあ、生活が苦しいけえ」と返信があったという。

 前日に、西岡剛内野手(28)が「決起集会で阪神の全員を焼き肉に連れて行くと言っていた」と、勝手に賞金の使い途を決めてしまっていたが、関本も「強制的に(選手会に)入れてもらいますよ」と不敵に笑っていた。