<阪神0-3広島>◇30日◇甲子園

 阪神西岡剛内野手(29)がプロ入り初めて三塁守備に就いた。2回1死一塁で木村がセーフティーバントを仕掛け、三塁前にゴロが転がると、猛チャージ。

 だが、足が絡んで転倒し、内野安打にしてしまった。不慣れなポジションで起用されたのは、二塁上本博紀内野手(27)の機動力を生かしたい首脳陣の思惑があったからだ。「監督と話をして、上本とも話をして。僕はとにかく勝ちたい。変なプライドもないし、ただ勝ちたい。監督の考えに従うし、方向性は、一緒の方向を向いている」と話した。7回には菊池のゴロをショートバウンドで捕り、アウトにする堅守も見せた。