初出場の楽天が、初の日本一へ王手をかけた。

 同点で迎えた延長10回、銀次の適時打、ジョーンズも適時打で2点を奪い、2番手則本が巨人の反撃をしのいだ。

 星野監督の勝利監督インタビューは以下の通り。

 -最後に則本の投球、10回の森山の守備、死球を受けた藤田の走塁、魂の勝利だった

 星野監督

 今日ぐらいしびれたゲームはないね。本当は9回で終わりたかったけど、みんなが楽しんでくれたからいいや。

 -則本は良く投げた

 星野監督

 内海も中4日だからね。リードしていたら則本という頭はあった。

 -辛島もいい投球

 星野監督

 シーズン中にも見たことのないいいピッチングだった。プレーオフになって投手陣がしっかり投げてくれている。

 -岡島、銀次の星野チルドレンが打った

 星野監督

 うれしいね。本当に。涙が出ちゃうよ。

 -10回に死球を受けた藤田は涙を流してベンチに下がった

 星野監督

 このシリーズで巨人に3度ぶつけられている。そういう意味では途中交代になって、悔しいだろう。でもそれがあったから、2点入ったけどね。

 -日本一王手で仙台に帰れる

 星野監督

 やはり、東北の皆さん、仙台の皆さんの前で舞いたい。