ヤクルトの新入団選手が9日、都内の神宮球場で合同自主トレをスタートさせた。ウオーミングアップから、ダッシュ、キャッチボール、1カ所ノック、長距離走と約2時間、本拠地で汗を流した。

 3本の長距離走では、ドラフト1位杉浦稔大(としひろ)投手(21=国学院大)が独走。豊富なスタミナをアピールした即戦力右腕は「長距離は小学生の時から結構走っていました。負けたくないのもあったけど、まずは自分のペースを考えて走りました。下半身をしっかり鍛えて、1年間戦える体をつくっていきたいです」と意気込みを語った。

 見守った菊地コンディションイング担当も「3本とも、どんどん早くなりましたね。全身が柔らかいし、走り方もきれいですね」と絶賛していた。